昨日の「歌う際に鼻濁音を使いますか?」の続きというか、オマケというか…。
私は昔から、多分かなり「アイドル」好きで(笑)、今も、AKBグループやらジャニーズやらを含め、10代や20代のアーティストさん達がキラキラと歌っているお姿を、マメに見て聴かせてもらっています。
先日ふと、昔のヒット曲を一気に聴きたくなって、TSU○AYAで まとめレンタルしました。(^_^;)
そんな中で、歌謡曲や演歌歌手のみならず、昔のアイドル達が、いかに忠実に「鼻濁音」を使っていたか、思い知りました。
超がつく女性アイドルでいうと、「キャンディーズ」「ピンクレディー」「山口百恵」さんなど。
例えばキャンディーズの「春一番」のドあたまは、ガ行のオンパレードですね。
機会があれば、鼻濁音に注目して聴いてみてください。
「ゆきが〜、ながれて、つくしのこが〜、はずかしげに〜、もうすぐ〜」(笑)
ピンクレディーも、かなり激しくロックな歌でも、きっちりと、鼻濁音。
百恵さんに至っては、たった17歳くらいで既に、ベテランの朗読に通じるような歌いっぷり…。
80年代になっても、例えば松田聖子さんや中森明菜さんなど、丁寧に美しく発音されていると思います。ただ、「あからさまな鼻濁音」が少しずつ減って、今に続く「やわらかい濁音のガギグゲゴ」が増えてきたように思えます。
小泉今日子さんなど、「んが〜」と発音していないのが、彼女のキャラに合って、今思えば新しかったのかも!?
最近のアイドルは、「鼻濁音」を知っているかどうかは分からないけど、決して耳障りでキツい「ガギグゲゴ」ではなく、センス良く、やわらかいガギグゲゴを使ってる人が多いように感じます。
余談ですが、この流れでひとつ強烈に思い出すのが、松浦亜弥さんの『Yeah!めっちゃホリディ』。
『すんげぇ すんげぇ すんげぇ すんげぇ 水着〜」の、あの、ただごとならぬ「げ」の鼻音っぷり、あれは、つんくさんのご指導かしら?当時から、歌、上手かったですよね〜。
なんて、とりとめないので今日はこの辺で。
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