NHK 100分de名著「群衆心理 ル・ボン」。
朗読の話題ではありませんが、あまりにタイムリーなテーマだと思うので、ご紹介します。
『群衆中の個人は、もはや彼自身ではなく、自分の意志をもって自分を導く力のなくなった一箇の自動人形となる』
『群衆心理によって、社会全体が「単純化」「わかりやすさ」のみに覆われ、瞬く間に一色に染め上げられていく』
『「群衆心理」は、為政者や新聞・雑誌等のメディアによってたやすく扇動されてしまうという。』(本文より)
私は、いわゆる大多数の「フツーの」「善良な市民」の集合体が、
いとも簡単に一方向を向き、異論を排除するこの風潮、同調圧力に満ちた空気、
そして、それらによって起きる分断を、とても気持ち悪く恐ろしく感じます。
戦時中って、まさにこんな風に追い詰められていったのかな…と。
明日が最終回!
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